| グラマトフィルム・スペキオスム （ ラン科 ） |
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いつ咲くか分からないというグラマトフィルム・スペキオスムは、インドネシア原産の世界最大の蘭です。
東南アジア、ニューギニアなどの熱帯雨林の低地にあって、木や岩に着生します。
成長すると茎の長さは７ｍ、一株の重量は最大で２トン近くになります。 ２ｍを超える円柱状の茎に総状花序をつけ、花の直径は１０cmほど、一本の花茎に数十個がつきます。 大きなものでは、一株で10000個の花が咲くこともあるといわれます。 花弁は黄色で赤茶色の斑点があり、その模様から、通称タイガーオーキッド Tiger Orchid と呼ばれています。 最初に花が咲くまで、２０年かかるといわれます。 大きな花（花序）に見合うエネルギーが必要で、その後も２年から数年に一度の開花になります。 属名：Grammatophyllum 、ギリシャ語由来、文字 gramma ＋ 葉 phyllon から。 種小名：speciosum 、美しい、華やかな という意味 2006-2009-2020.08.05.Re |
グラマトフィルム・スペキオスム Grammatophyllum speciosum 撮影・筑波実験植物園 |
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